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Q&A.ジャズ学習の為に楽曲のコピーが必要なのは何故?

ジャズを学習する為には何故楽曲のコピー(音源から聴こえて来た音をそのまま弾くこと)が必要と言われているのでしょう。

それは、ジャズという音楽の習得には「言語の習得と同じプロセスを必要としているから」であり、「正しい発音とリズム感を身につける為」には「耳で聴こえてきた音をそっくりそのまま真似をする」という訓練が必要、という事なのです。

例えば、英語を勉強した経験が皆さんあると思いますが、どれだけ単語や文法を覚えても、喋るトレーニングをしなければフランクな会話が出来るようにはなりません。

また、会話をする為には、まず相手が何を言っているのかを聴き取る事が出来なければ、そもそものコミュニケーションが成立しません。自分が伝えたい言葉があった場合も、発音とリズムが正しくないせいで相手に伝わらない、という事もあるでしょう。

この発音とリズム(=feel)が悪い場合、相手が一生懸命理解してあげようとしないと、会話が成立しません。


逆に例え文法がめちゃくちゃでも、発音やリズム感がいいとそれだけで「上手ですね」なんて言われたりします。それくらい言語における「発音とリズム」は大事なのです。


赤ちゃんは、家族とのコミュニケーションの中で自然と

「会話を聴く」「音を真似て発音する」「言葉の意味を理解する」「自分の意思を言葉で伝える」というプロセスを経て言語を獲得していきます。

一方、学習によって言語を獲得しようとした場合、よく陥ってしまう間違いが、このプロセスが逆転してしまう事です。つまり単語や文法を覚える事に一生懸命になってしまい、「会話を聴く」「話す」という行為が一番最後になってしまう、という事です。

ジャズはミュージシャン同士が、お互いの楽器が出す音を使って「会話をする」という状態を作り出す音楽です。その為に必要な事はまずとにかく聴く事、言葉のリズム感をつかむ事なのです。

一度変な発音で会話をする、という事に慣れてしまうと、そこから軌道修正する為にはとても大きなエネルギーを必要とします。

まずは一生懸命に音楽に耳を傾け、アップビートのリズムに合わせて体を動かしてみましょう。そしてその曲の細部を覚えるまで聴き込んでください。

コピーの目的は単にフレーズ(語彙)を増やす、というだけではありません。音楽のベースとなっているアップビートのfeelを体感する事、そしてフレーズなどの譜割りも、日本の音楽とは全く違うんだ、という事を音源の中からキャッチしていかなければなりません。

講座の中では耳コピをしてくための具体的な方法論も資料としてお渡しします。

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